Wednesday, April 22, 2009

原子番号33番。

前回、ドリー先生のAmerican Literature surveyのクイズで、『Rose for Emily』でエミリーが薬局で手に入れたものは何?という問題に、「ヒ素」と答えなければならないのに、単語が思い出せなかったので「エミリーは薬局で毒を購入しました(その毒は理科の原子配列表上では#33に位置しています。)」と書いておきました。

今日そのクイズが返却されたんですが、みんなの名前を呼びながら一人ひとり、先生がクラス中を入ったり来たりしながら丁寧に返却してくれます。結構最後のほうで、「ハァ~ルカァ~」といつもどおり呼ばれましたが、先生が久しぶりにコメントをwwww「僕、ビックリしちゃったよ~(笑)」っていいながら、クラスにあの解答が読み上げられたし(笑)「みんな、エミリーはドラッグストアで何を買ったっけ?ヒ素だよね、でもハルカは単語が思い出せなかったようなんだけど、それで彼女はね、エミリーは毒(理科の配列表では原子番号33番の毒)って書いたんだよwwwインプレスしちゃったよ(爆笑)」だってwwww

みんなにハイタッチしてもらいました(笑)

まぁ、それは導入でしかないのですが、今モダニズムもかなり降りてきて「ハーレムルネッサンス期」をお勉強中です。ようは、黒人文学やね。少し共産主義的な。

今日は盛り上がりましたよ!
アメリカ人が大好きな話題がてんこ盛りだったからね。

今日は黒人の詩人を二人。
Langston HughesとGwendolyn Brooks.
Brooksは知らなかったけど、Hughesはこの前別の授業でLorraine Hansberryの「A Raisin In the Sun」の冒頭で詩が引用されていたのでそれなりに知っていました。彼の詩はね黒人が「アメリカ人」というアイデンティティーを求めていたことがとてもよく伝わってきますよ。アメリカンドリームをつかもうとするのは白人だけに与えられている権利ではなく、アフロアメリカンにもあるのではないか。

彼の詩を見てみよう☆わかりやすいし、とても心に響きますよ。

「 I, Too
I, too, sing America.

I am the darker brother.
They send me to eat in the kitchen
When company comes,
But I laugh,
And eat well,
And grow strong.

Tomorrow,
I'll be at the table
When company comes.
Nobody'll dare
Say to me,
"Eat in the kitchen,"
Then.

Besides,
They'll see how beautiful I am
And be ashamed-

I, too, am America.」

「 僕だって
僕だって、僕だってアメリカを讃えたい。

僕は彼らよりも黒いだろう。
僕はキッチンに追いやられてしまう、
仲間が集まったときには、
でも僕は笑顔を忘れない、
そして食べることも、
そして強く生きる。

明日になれば、
テーブルで食べられるかもしれない
仲間たちが集まったときだって。
誰も僕にあつかましく言ってはこないだろう、
「キッチンで食べろ」だなんて、
そのときになったら。

そして見るんだ、
どれだけ僕が綺麗なのかを目にする、
そして恥じ入るんだ-

僕だって、僕だってアメリカなんだ。」
(ジーン訳)

ちょろっと訳したので、あまり洗練されてはいませんが、、、そこは許してw
白人社会の中で苦しんでいた黒人の心情がものすごく伝わってきますよね。
最初に「アメリカを讃えた(Sing America)」したのはトランセンデンタリストのホイットマンですが、個人的にはこちらのほうがわかりやすくて、すっと入ってきますね。

もう一つ、「Theme for English B」という同作者の詩もとてもよかったですよ。
長いので引用は避けますが、22歳の大学生がEnglsih Bのクラスで一ページ、ペーパーを書いてきなさい。あなたのことをまとめて明日提出してください。という宿題を出された、黒人さんの詩。白人ばかりが通う大学に一人だけの有色人種の学生。白人の教授にたいして、自分がいかに普通の学生と代わらないのかを伝える文章を書きます。ほかの学生たちがそうであるように、「飲むことがすき、読書もするし、恋愛だってする。クリスマスにもらったパイプが好きだし、バッハも聴く。」
ちょっとここから先はやっぱり引用したい!重要なところなのでw

「I guess being colored doesn't make me not like the same things other folks like who are other races.
So will my page be colored that I write?
Being me, it will not be white.
But it will be a part of you, instructor.
You are white-
yet a part of me, as I am a part of you.
That's American.
Sometimes perhaps you don't want to be a part of me.
Nor do I often want to be a part of you.
But we are. That's true!
As I learn from you,
I guess you learn from me-
although you're older-and white-
and somewhat more free.

This is my page for Englsih B.」

「有色人種だということが僕をほかの人たちと区別するものにはならないと思う。
僕が書いたからといって僕のページだけが”色つき”になってしまうのだろうか。
僕であるということは、白ではないのだから。
でも、それはあなたの一部でしょう?ねぇ、先生。
あなたは白人-
でも、僕の一部でもある、僕があなたの一部であるように。
アメリカ人なのだから。
あなたはおそらく僕の一部になんてなりたくないでしょう。
僕があなたの一部になりたいといつも望んでいるのとは反対に。
でも、これが僕たちでしょう。これが現実でしょう!
あなたから僕が学んだように、
あなたが僕から学ぶこともあるでしょう。
あなたは私よりも人生経験もあるし、白人だし、
それに、僕に比べれば自由を与えられている。

これが僕のEnglish Bだ。」(ジーン訳)

ね。なんか切なくなるね。黒人文学はとにかく直に伝わってくるものが多いですよ。

こういう時代があったかと思えば、今大学の中を歩いている黒人さんたちはそんな時代をもう知らない年代なんでしょうね。と思ってしまうこともしばしばです。奴隷だったから差別されているわけではありません。彼らの立ち居振る舞いに品性が見られないこと、誠実さがないこと、常識が欠けていること。これらは確かに奴隷制度を起因とした歴史があるがゆえに教育の導入が遅れたことはあげられるかもしれない。それでも!あまりにもひどい。みんながみんなとは言わないけれど、80%は常識に欠けていると思うし、誠実ではないし、品もない。今の状態に満足できていないし。
がんばっている人たちが出世できないのは、世間に受け入れられないのは、彼らが邪魔しているんでしょう。と、私はここに10ヶ月間いて思っていることです。

文句を言う前に、内側から変わりなさい。
自分たちを客観的に診てみなさい。

そういいたくなります。

ジーンの寮のお部屋は両隣が黒人さんです。べつにいいけど。たまにうるさいw
仲がわるいとかではないけど、夜うるさい。テスト期間中もうるさい。とにかくうるさい。

日本にいるときのほうが黒人さんのイメージはずっとよかった気がします。差別意識なんてなかったし。こっちに来てイメージは下げ止まりません。黒人さんの友達もいますが、彼女たちはアメリカ人ではなくアフリカからきている留学生の人たちです。

そのほか、盛り上がった話題といえば「Abortion」についてはさすが元共和党の票田のインディアナ州です。みんな反対派なんですね、猛烈に議論してます。BrooksのかいたAbortionについての詩で激論です(笑)そこから話はObamaにとんでwwwwwwwwにほんではAbortionはそんなに問題視されませんが、キリスト教徒が多い地域だと大変です。インディアナだって、前回選挙ではオバマ大統領がぎりぎりで逃げ切った感じだったので、やはり共和党員の根強さは残っているのでしょうね。生命倫理の観点から受精した瞬間から「人間」として意識するため、アボーションに猛烈に反対するのです。バイブルベルトにある大学だとこの詩は議論の的にもならない気がする・・・なんて考えつつw

まぁ、このクラスは本当にあきませんw
さて!明日は会計学のテスト!!!!がんばらなきゃ~~~

1 comment:

Anonymous said...

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