今朝久しぶりにテレビでニュースを見てました。
そしたらね、ワシントン州で3月5日から施行される新しい制度について熱く語られていましたよ。
それは、「Death of Dignity Law」について。
直訳すると、尊厳死法。ただ、このニュースの中ではしきりに、「Assist suicide」である、つまり、自殺介入である。という言葉を用いて話されていましたね。。。。
この法律、内容は「二人以上の担当医が余命半年以内である。と診断を下した際に、患者の意思により致死量の薬を処方してくれる。」というもの。
この法律、実はアメリカだとすでにオレゴン州では施行されているようですが、今なおコントラバーシャルな問題のようです。
ただ、ワシントン州のある郡で調べてみると、参加を表明した病院はあまり多くない様子で、群立の病院も5つのうち3つしか参加をはっきりとは表明していません。また、カトリック系の病院は「Death of Dignity Law」に従わないことをポリシーとして発表しているところもあるようです。
ただし、州で制度化されたものの、州の担当者も強制はしない。と発表しているようです。
「あくまで病院の意思にまかせる。参加したい医師は参加すればよい。賛同できないならそれでよい。」ということらしいですよ。
患者側の選択肢を増やしただけのようです。
アメリカのドラマのERなんかを見ているとよく、「医療拒否カード」を持っている人が問題になって出てきます。たしか・・・・第9シーズンか10シーズンのなかで、黒人のおばあちゃんと孫が自動車事故に巻き込まれてERに運ばれてくるのですが、小さい孫が、「おばあちゃんはDNRなの!」と伝えるシーンがあったような気がしますが、このDNR・・・心配停止状態になったさいは人工の蘇生をさせずに、静かに見取ってくださいという意思表示。それを孫はしらずに、おばあちゃんに教えられていたように、「おばあちゃんはDNRなの!」といって何もしない医者になぜ何もしないのかを問い詰めるというような場面がありましたねぇ。
そのほかにも、脳死状態になった患者の家族に対するドナー提供協力を求める医者の難しい立場なんかもよく出てきていました。
今回の「Death of Dignity Law」もそんな選択肢の中のひとつなのでしょう。
日本ではどうなっているのか、気になったので少しググッてみましたよ♪
日本でも制度化しようと運動中の団体がありました。「日本尊厳死協会」だそうです、会員は12.1万人。
でもやっぱり難しいようです。
どうでしょう。自分が余命6ヶ月だと宣告されたらどうしますか?元気なうちはいいですが、ターミナルケアが必要になってきたらどんなに幸せであっても生きているのはつらいでしょう。尊厳のある死を遂げると望むのは、人間に許されるべき権利であるような気もします。薬に頼らなければ、人間は今ほどの長寿を全うすることだって難しいでしょう。日本が世界一の長寿国であるのは医療が発展しているから。だったら、延命だけに必死になるのではなく、個人の意思を尊重した尊厳死も大切な選択肢なのだと思います。それを法律で禁止する必要はないのではないでしょうか・・・・.
見方を変えればそれははっきりいって自殺介入です。でも、痛みを薬でごまかしながらみすぼらしい姿になりながらも生きなければならない末期患者にとっては尊厳死へのプロセスなのです。
さて、あなたがこの「Death of Dignity Law」を日本語に翻訳するならば、「尊厳死」と訳すのが正しいと思いますか?それとも「自殺介入」が正しいと思いますか?
私は、「尊厳死」と翻訳することにします。
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